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沼津ヒューマンケア学部

実習病院


実習病院の概要(令和6年度予定実習施設)

 実習施設は、一部について大学から距離のあるところにあるものもありますが、大部分の実習施設は静岡県東部地区に確保されています。

看護学教育の核となる看護実習とは

 実習施設は主として静岡県の東部地区の医療機関および地域の保健・看護・福祉施設(保健センター、地域包括支援センター、訪問看護ステーション、保育所など)、企業などで行われます。1年次は病院の機能、患者に提供されている医療サービスの把握、2年次は一人の患者を受け持ち、アセスメントに基づく看護計画を立ててケアを提供します。3年次からは、学んできた専門知識・技術を看護の実践に活かせるように実習は本格化します。そして、4年次の前期の看護統合実習で今までの実習を振り返りながら、自分の学修課題を明確にして、自主的で自立した実習を展開します。そこで、看護のチームの一員として必要な看護実践能力の基盤を養っていきます。
 看護は、アート&サイエンスと言われます。サイエンスは、看護を裏付けるさまざまな学問的基盤です。一方、アートについては、芸術とも技(わざ)とも訳されます。患者に対するケアは卓越した技が求められ、その修得の最大の機会が看護実習(臨地実習)です。看護は、患者だけでなく様々な健康レベルの人、そして生まれる前からいのちがついえるまでのあらゆる成長発達段階の人を対象とします。ケアの場も病院だけでなく、地域も産業の場なども含みます。提供される様々な実習を通じて、看護の技をしっかりと身に付けてください。